『まだ仕事に不慣れなので、もっとまわりからの信頼を得たい』
『信頼される人間になるにはどうしたら良いのか?』
仕事だけに限らず、人間関係の構築は信頼がなければ成り立ちません。
どうすれば信頼される人間になることが出来るのかを紹介します。
自分自身を発信していくことで世界が変わっていく。
世界が変わっていくと言うのは大袈裟な表現ではありません。
自分の考えを発信することで、相手からの信頼を得られることが出来ます。
信頼される人間のもとには仕事が集まるので、スキルアップにもつながります。
やりたいことをやりたいように進める為には信頼が必要不可欠になります。
信用できる人間は能力があるとは限らない
私の経験では、職場で信頼出来る人間と言うのは仕事の能力は関係ありません。
基本的なことなのですが、報告、連絡、相談の『ホウレンソウ』が出来る人間は信頼できます。
例を一つあげます。
仕事を処理する能力が低くても、仕事をミスなく完結できる人間は信頼出来ますよね。
仕事は結果が全てです。
途中で間違ってしまっても、修正して最終的に仕事を完結してくれる人のほうが間違いなく信頼されます。
逆に仕事が速くても、勝手な判断で仕事を進めてミスが多いと信頼を失います。
仕事の専門的なスキルを身に付けることよりも、報告、連絡、相談を都度行い信頼を積み上げていきましょう。
信頼される人間のメリット
事例で紹介しましたが、仕事が出来なくても、発信力があれば仕事を完結させることが出来るのです。
信頼されることのメリットを理解すれば、自ずと信頼される人間になっていきます。
まずは信頼されるメリットについて考えてみましょう。
- 仕事を色々頼まれるので自動的にスキルアップ出来る
- 信頼されている分だけ、上司も自分の意見を聞いてくれる
- やりたいことを任せてくれるようになる
信頼されるメリットはこの3つです。
積極的に行動したいと考える人にはかなりのメリットだと思います。
仕事と言えどもやりたいことを自分で進めることがやりがいにつながります。
言いたい事も言えず、やりたくも無いことを、毎日やっていると言う方は少なくありません。
信頼を積み上げることで、仕事のやりがいにも繋げることが出来るのです。
- 頼まれることが多くなる
- 信頼を維持することにプレッシャ-を感じる
信頼されることにもデメリットはあります。
信頼される人間にはどうしても仕事が集中してしまうと言う事実があります。
プラスに捕らえれば、スキルアップに繋がりますが、信頼を維持しなければと言うプレッシャーを感じたまま仕事をしていると自分が潰れてしまうこともあります。
無理をしない程度に仕事を進めなければ心身ともに疲弊してしまいますので、無理は禁物です。
信頼を得ると決定権を持つことが出来る
仕事で言えば信頼を重ねていくことで、出世することが出来ます。
新たなプロジェクトを任せられたり、自分が成長できるチャンスを与えてもらえます。
家庭で言えば、お金の使い道や、旅行のプラン、マイカーや、マイホームについての決定権を持つことが出来ます。
信頼されていない主人だと、欲しいマイカーがあっても自分の希望は叶うこと無く、奥さんの希望のみが通ることになるでしょう。
マイホームに関しても、自分の希望の間取りや外壁、内装、家具についても奥さんに決定権を持っていかれてしまいます。
もちろん家庭での決定事項は話し合いのもとで決定されると思いますが、自分の意見がどれだけ聞き入れてもらえるかは、あなたの日々の『信頼』がどれだけあるかで左右されます。
信頼があれば、自分の意思で思ったようにやりたいことを進めることが出来ます。
信頼が無ければ、自分の意思を発信することも難しくなりますし、自分のやりたいことを進めることはさらに困難になります。
信頼される人間はどこに行っても信頼を構築することが出来る
今の職場で信頼される人間になると、どのコミニティでも信頼される人間になることが出来ます。
信頼される人間になると、人とのコミニュケーションも多くなり、コミニュケーション能力も向上します。
もしかしたら信頼されることよりもコミニュケーション能力を先に身に付けなければならないときもあります。
信頼されて、コミニュケーション能力を身に付けていればどんなコミニティでも信頼される人間になることが出来ます。
- 転職後の新しい職場
- 地域の付き合い
- 子供の保護者会
- 学校や幼稚園などの先生
- 親戚
- 友人
人生において自分の周りに存在するコミニティと言うものは沢山存在しますし、年を重ねるに連れて増えていくこともあります。
自分の仕事やプライベートに関連するものだけでなく、子供や、親に関連するコミニティが増えることもあります。
あなたが信頼される人間になると言うことは、あなたの子供、親への信頼にも繋がります。
今の職場で信頼される人間になることで、その他のコミニティでも信頼される人間になることが出来るので、まずは今の職場で信頼される人間になれるようにしましょう。
信頼される人間になる為にはどうするか
信頼される人間になる為には『発信力』を持つことが重要です。
『堀潤の伝える人になろう講座』と言う本に発信について様々が角度から紹介されています。
あなたには、自分の置かれている状況を相手にわかるように発信することが求められているのです。
仕事であれば、上司があなたに仕事を指示します。
上司はあなたの仕事の進捗、結果がどうなったか理解し、管理する必要があります。
あなたが仕事の状況を上司にわかるように説明出来れば、上司は待っているだけで、あなたの仕事を管理できます。
そのような状態をつくることであなたは上司からの信頼を得ることが出来ます。
自分の仕事の状態を理解してもらうように発信することが重要になります。
- 上司へ仕事の状況を発信する
- 上司の確認する手間を省けるような発信を心がける
- 上司があなたを信頼するようになる
- 周囲からも信頼されるようになる
信頼を手にするためのポイント
信頼されるかどうかは、スキルを持っているかとは別の問題です。
もちろんスキルを持っていることが信頼に繋がることもあります。
信頼される人間になる為には報告・連絡・相談の徹底が必要です。
報告・連絡・相談は全て自分の『発信』によるものです。
『発信』を繰り返すことで、求められる『発信』が出来るようになるので、信頼されるようになります。
信頼される人間になって、自分のやりたいことをやれる人生を歩みましょう。